当協会 (JBA) が主催する「三井不動産 3×3 JAPAN TOUR 2024 FINAL」が、いよいよ今週末の11月 9 日 (土)、10日 (日) の 2 日間にわたって三井ショッピングパーク ららぽーと堺（大阪府堺市）で開催されます。3×3 JAPAN TOUR の国内最高峰カテゴリー・EXTREME のシーズンチャンピオンを決める戦いには、今年 4 月から男子全10ラウンド、女子全8ラウンドを戦い、ツアーポイントの男子上位12チーム、女子上位 6 チームが集結。頂点の座を争うとともに、男子優勝チームには 2025シーズンに行われる国際大会「FIBA 3×3 Challenger 2025」の出場権が与えられます。
今大会は 9 日に、POOL と呼ばれる 3 チームによる 1 回戦総当たりの予選ラウンドが行われて男女のベスト 4（※） が出そろい、翌10日の準決勝、決勝を経てシーズンチャンピオンとなる優勝チームが決まります。ここで男女それぞれの POOL の組み合わせを見ていきましょう。チャンピオンの称号はどのチームが獲得するのでしょうか。
(FINALの会場となる三井ショッピングパーク ららぽーと堺 / ※写真は昨季)

【男子展望】ALPHAS が 2 連覇を目指す
POOL A には、ツアーランキング 1 位の ALPHAS が入りました。2024年度の 3×3 男子日本代表の小澤崚選手を筆頭に若手の成長が著しく、10月に行われたラウンド 9、10で連続優勝。今季は計 4 度のラウンドチャンピオンになって シーズン連覇を目指します。その対抗場として、同 8 位の HACHINOHE DIME.EXE や同 9 位の SHONAN SEASIDE がどんな戦いを仕掛けるのでしょうか。

POOL B には、ツアーランキング 2 位の SIMON が登場。彼らもクーリバリ ソロモン選手ら、若手がチームを勢いづけます。ラウンド 9 では決勝で ALPHAS に敗れましたが、強さが光りました。昨季の FINAL 3 位から今季はさらに高みへ登れるでしょうか。POOL 戦では同 7 位のTOKYO DIME、同10位で初の FINAL へ駒を進めた SAITAMA LIPLA と対戦します。

POOL C には昨季、FINAL 進出を逃した UTSUNOMIYA BREX がツアーランキング 3 位でこの舞台に戻り、2 年ぶりの王座奪還に挑戦します。ただ、同 6 位の SHINAGAWACC WILDCATS は今年10月の国際大会でUTSUNOMIYA BREX を破っており、昨季の FINAL で準優勝に終わった経験も糧に日本一を狙います。同11位の YOYOGI INFINITE は、強敵からのアップセットなるか注目しましょう。

POOL D は三つ巴の戦いになりそうです。ツアーランキング 4 位の HIU ZEROCKETS.EXE のほか、同 5 位の BEEFMAN はベテランと若手が融合して 9 月のラウンド 8 を制するなど、新たな姿を見せました。さらに最後の12番目で FINAL に滑り込んだ SHIBUYA DIME も TOKYO DIME の兄弟チームとして実力は十分に兼ね備えています。果たして、どのチームが 2 日目に進出するのか？　予断を許さない激戦必至の POOL となっています。
(写真は昨季 FINAL / ALPHAS vs SHINAGAWACC WILDCATS)

【女子展望】TOKYOVERDY を筆頭に強豪ひしめく
POOL A は、歴代の JAPAN TOUR FINAL や 3×3 日本選手権で優勝経験のある選手たちがそろいました。ツアーランキング 1 位の TOKYOVERDY は、2022シーズンにこの TOUR FINAL を制覇した選手たちがそろい、今季も国内外の大会で活躍。10月のラウンド 8 制覇も弾みに、設立初年度で初優勝を狙います。
対する、同 4 位の boldiiies は 2 月の第 9 回 3×3 日本選手権大会で優勝を経験した浅羽麻子選手を中心に、4 月のラウンド 2 と、9 月のラウンド 7 を制覇。一部選手の顔ぶれが変わったとはいえ、その安定した強さが印象的です。同 5 位の TOKYOBB もラウンド優勝こそありませんが、2023年度の 3×3 女子日本代表候補選手に選ばれた栗原利佳選手をはじめ、経験を積んだメンバーが昨年の FINAL 3 位を超える結果を目指します。

POOL B には、初の FINAL 進出を決めた FLOWLISH GUNMA が入りました。ラウンド 1 とラウンド 4 を制して、ツアーランキング 2 位で大一番に向かいます。高橋芙由子選手が今年 4 月に誓った「今シーズンは絶対に FINAL へ行って、日本一を獲る」という目標を叶えられるでしょうか。
一方、同 3 位の TOKYO DIME はシルバーコレクターの異名返上を目指します。今季はラウンド決勝へ 3 度進んだものの、いずれも準優勝。また、昨季の FINAL も 2 位でした。これまでの悔しさを大阪での決戦にぶつけます。同 6 位 のXD もラウンド優勝こそありませんでしたが、10月のラウンド 8 で決勝に進出しており、上り調子の印象です。6 チームによる熱戦を制するのはどこのチームになるのか目が離せません。
(写真は昨季 FINAL / TOKYO DIME vs BEEFMAN

今大会の会場での観戦は無料。お気軽にご来場ください。また、JBA 3×3 公式 YouTubeチャンネルで LIVE 配信 も行いますので、ご来場いただけない方は、ぜひ YouTube をご覧になってご声援ください。
国内トップシーンで戦う選手たちが、チャンピオンボードを掲げる瞬間までぜひご注目ください。

＜参考＞
※ベスト 4 決定方法
男子は POOL A～D 各組の 1 位チームが、女子は POOL A・B 各組の上位 2 チームがベスト 4 となり翌日の準決勝に進出します。

※今季 JAPAN TOUR ランキングはこちら＞＞

【LIVE 配信】
JBA 3×3 公式 YouTube にて全試合 LIVE 配信 (※アーカイブあり)
＜配信日程＞
○ DAY 1 | 11/9 (土)配信開始予定　11:20～　　https://www.youtube.com/live/5_5AgLVDneY
○ DAY 2 | 11/10 (日)配信開始予定　15:20～　　https://www.youtube.com/live/y-pum_Py1Y0

■日程・結果 (*FIBA Planet＝外部リンクに遷移します。)
https://play.fiba3x3.com/events/2b61e7da-755a-4728-8ef3-d207345442cc/schedule